真綿布団について
上質な国産繭を贅沢に使用
近江真綿には、国産繭を使ったものと中国産繭を国内で加工して近江真綿と称しているものがありますが、当店の近江真綿布団はその年に生産された上質の国産繭(愛媛県産)を100%使います。
真綿布団に使う繭は、通常屑繭と呼ばれる製糸に適さない古い繭を使用しますが、私どもの繭は、生糸や神事に使われる漂白剤など薬品を一切使わない無農薬で育った最高級の天然の繭を100%使用しています。
そのため、お肌の弱い方や気管支の弱い方には特に優しい天然のお布団です。
純国産真綿布団1kgを作るのに、おおよそ600回手引きます。繭は約3000個を使用します。そうして、かさ高い真綿の純国産近江真綿布団を作ります。かさが高いということは、それだけ角真綿を手引いていく作業で小さな空気だまりがたくさん出来るのでふんわり感が違います。保温性も高く、とても軽いということになります。天然素材の優しさや肌触りなど快眠にはかかせない特徴を持つ近江真綿布団で、質の良い睡眠を実感してください。
完全受注生産
琵琶湖のほとりで育まれた温もりの手仕事純国産近江国産真綿(国産シルク100%)ご注文をお受けしてからお客さまのために一枚一枚丹精込めて国産角真綿を手引いて最高級の純国産近江真綿(国産シルク)布団をつくります。その手法は熟練した職人の高い技術によるもので、昔から伝わる製法でしかつくることができません。また純国産の近江角真綿は、1日がかりで約500gしか作れません。とても希少価値のあるものです。すべて手づくりのため年間100枚程度しかお作りできませんが、当店の手作りシルク布団はユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界文化遺産に登録された群馬県の富岡製糸場富岡製糸場に代表される日本の絹製品の逸品です!
近江真綿4つの特徴
- 1
快い温もり
何層にも重ねられた真綿の繊維には空気が含まれていて、たくさんのたまりができます。それらは室外の暑さ・寒さに影響されにくいので、快適な温度に保たれます。軽くてしなやかで体へのフィット感が高く、羽・羊毛布団と比較しても保温力は劣りません。
- 2
蒸れなく快適
真綿は自身が呼吸をする繊維なため吸湿性・放湿性・通気性に優れており体から発散する水分を素早く吸収し放湿するという特性があります。また、温度を自然に調整する働きがあり、冬暖かく、夏は涼しく、梅雨は湿気を放出するので、一年を通じ快適にご使用いただけます。
- 3
肌に優しい
真綿の成分は人肌に近く、セシリンというたんぱく質で覆われています。細胞を活性化させる作用があり、肌への吸着性が高いので、浸透した保湿成分が乾燥からお肌を守り、潤いを保ちます。
- 4
衛生的で清潔
真綿は長繊維のためホコリが出にくく、静電気が起きにくいので細菌等が付きにくいのも特徴です。また、消臭、防臭効果がありニオイが付きにくいので、洗わなくても陰干しするだけで、清潔さや機能性が長持ちします。